会話集:幼少期 01
(※ネタの都合上「会話集」には一部パロディが有ります)悠架「疾斗くーん! 掃除するから起きてー」
疾斗「……日曜だぞ」
悠架「翼、パパ起こしてきて」
翼「あい!」
(とてとてとて……)
翼「どっかーん!」
疾斗「ぐはっ」
(ジャンプして飛び乗られた)
翼「ままー! ぱぱ、ばくはつしたー!」
悠架「なんで!?」
翼「ぼく、ぼんばーまんだから!」
サオリ「あたしおとなになったら、てんどうるいさまとけっこんするの」
翼「けっこん? およめさんになるの?」
瑠璃「るりは、ぱぱのおよめさんになるわ」
翼「!? ……(しょんぼり)」
壮太「げんきだせよ、つばさ」
(翼は瑠璃のことが好きなんだろうなと幼心に感じ取る壮太)
悠架「翼ー、ご飯だからおてて洗ってきてねー」
翼「あい!」
悠架「今夜は翼のだーい好きなハンバーグだよ。ケチャップ手でべちゃってしないでね」
翼「べちゃべちゃあー」
悠架「あー! 言ったそばから!」
翼「おててあらう」
悠架「ぎゃー! コップに手入れてバシャバシャしないで!」
(ドタバタ嘉月家)
悠架「翼、パパ起こしてきて」
翼「あい」
(とてとて)
翼「どっかーん!」
疾斗「ぐはっ……お前普通に起こせないのか……プロジェクト終わったばっかで疲れてんだよ」
翼「あそぼー」
疾斗「ママと遊んでこい」
翼「ぱぱがいい」
疾斗「なんで?」
翼「(ゲームが)つよいから!」
疾斗「!」
(疾斗パパはゲーム会社のプログラマー)
翼「ぱぱ、ぽけもんみせてー」
疾斗「ほら」
翼「うわぁ!! これみたことないやつ!」
疾斗「レアだからな。翼はポケモン集まってるか?」
(小型ゲーム機のすれ違い通信で集めるタイプ)
翼「……(しゅん)」
疾斗「外に遊びに行かないのか?」
翼「おそとこわい」
疾斗「なんで怖いと思うんだ?」
翼「おっきいもんすたぁいるもん」
疾斗「は!?」
(ご近所の大型犬に吠えられて以来その子をモンスターと思い込んでいる)
悠架「翼、ちゃんとお布団で寝ないと風邪引いちゃうよ」
翼「ぱぱにぼくのよっしーみせる……うとうと」
(ヨッシーの着ぐるみパジャマを買ってもらった)
悠架「今日はパパ遅いから」
翼「ぼくのよっしぃ……」
〜しばらくして〜
疾斗「ただいまー(ってさすがに寝てるか……うお!? 悠架とヨッシー? がソファで寝てる……やべえ可愛いな)」
翼「これ、だあれ?」
(ラップトップに表示された写真を指さす)
悠架「こっちが昔のママで、こっちが昔のパパだよ」
翼「ぱぱじゃない」
悠架「え!? パパだよ?」
翼「あたまちがう! ぱぱじゃない」
悠架「あー……(写真だと金髪だから疾斗くんって認識されないのかあ)じゃあ、ママのお友達かな」
翼「ほへー」
(思春期は金髪に脱色していたが大人になった疾斗の髪は普通の茶色)
悠架「見て、この間の幼稚園の遠足の写真だよ」
(ラップトップに表示された写真を指さす)
翼「ぼくとそうただ!」
悠架「おにぎり食べてるところだね」
翼「るりちゃは?」
悠架「瑠璃ちゃんは翼よりひとつ年下だからまだ幼稚園に行ってないでしょ。だから遠足の写真はないんだよ?」
翼「いっしょがよかった……(しゅん)」
悠架「今度一緒に遊びに行こうね」
(翼きゅんは「るりちゃ」と呼んでいた)
悠架「翼、パパ起こしてきて」
翼「あい」
(とてとて)
翼「よっしー! よっしー!」
(疾斗パパの周りでジャンプしまくってこけて突撃)
疾斗「ぐはっ! ……なんでボンバーマンより威力高ぇんだよ……」
翼「よっしー」
疾斗「上からどいてくれ、ヨッシー」
翼「よっしー」
疾斗「通じてねえ」
悠架「これはいろんなわんちゃんが載ってるご本だよ。翼がモンスターって怖がってる子もわんちゃんだからここに載ってるの、ほら。ドーベルマンっていう種類」
翼「おおきい、こわい……」
悠架「でもモンスターじゃないからね、あの子も優しいわんちゃんなの。翼もいつか怖くなくなるよ」
翼「ほんとぉ?」
悠架「ほんと。じゃあこっちに載ってる小さいわんちゃんはどうかな?」
翼「わんわんかあいい!」
悠架「みんな可愛いね。翼はどの子が気になる?」
翼「これ!」
悠架「この子はポメラニアンっていうわんちゃんだって」
翼「ぽめ……えっとぉ……ぽめ!」
悠架「ふふ(まだ『ポメラニアン』って言えないんだ)」
翼「ままぁ……」
悠架「翼どうしたの?起きちゃった?」
翼「こわいゆめみた……ううっ……」
悠架「ほら、おいで」
(ぎゅっと抱きつく翼きゅん)
翼「しろいもこもこのおばけがしゃべってた……」
悠架「そっか、怖かったね(マリオのテレサじゃなくて?)」
翼「ぼくのなまえいってたーこわいよぉ」
(それはきっと未来のモコちゃん)
サオリ「ねーねーおひめさまごっこしよう! しゅうにいとそうにいは『げぼく』ね」
柊吾「なんでだよ」
壮太「『げぼく』ってなに?」
サオリ「あたしのいうことをなんでもきくの」
壮太「やだよ」
柊吾「っていうか王子様いないじゃん」
サオリ「おうじさまは『てんどうるいさま』にきまってるでしょ!」
サオリ「きょうは、あなうんさーごっこしよう! しゅうにいは、でぃれくたぁで、そうにいは、かめらまんね」
柊吾「ディレクターって何だっけ?」
サオリ「しらなーい。ままがいっしょにおしごとしてるっていってた」
柊吾「ふぅん」
サオリ「ほんじつのにゅうすです。ねやそうたくんごさいがうちゅうじんにゆうかいされました」
壮太「おれ、ここにいるよ」
柊吾「ていうか宇宙人なんていないだろう」
サオリ「ふたりとも、やくになりきってよ! ゆめがないんだから、もう!」
東パパ「今日はここでママへ贈るコートを選ぶんだよ」
瑠璃「ままにないしょの『さぷらいず』でしょう?」
東パパ「この間パパの言ってたことをきちんと覚えてるなんて、瑠璃は本当に賢いなあ」
(なでなで)
瑠璃「えへへ」
東パパ「このあたりかな。ママは何色が似合うと思う?」
瑠璃「あかるいいろがいいとおもうの」
東パパ「そうだね」
瑠璃「あっ! このいろ、とてもきれいね」
東パパ「(サックスブルーか……いいかも)まるで空の色みたいだ」
瑠璃「! ままのいろね、ぴったり!」
東パパ「それじゃあ、これに決まりかな?」
瑠璃「はい、ぱぱ」
―――
東パパ「おやつに瑠璃の好きなパフェでも食べて帰ろうか?」
瑠璃「だめよ、ぱぱ」
東パパ「クレープのほうがよかった?」
瑠璃「ちがうの。ままもいっしょがいいから、けーきかってかえりましょう」
東パパ「! ……そうだね、瑠璃の言う通りだ。みんなのケーキを選んでくれるかい?」
瑠璃「はい、ぱぱ。るりにまかせて(にっこり)」
(東パパは娘の気遣いに超絶感動した)
悠架「翼、ほら、この間みんなで遊んだ時の写真だよ」
(ラップトップに表示された写真を指さす)
翼「るりちゃ!!」
悠架「ほんとだ、瑠璃ちゃんも一緒だね(なんで隣の翼はヨッシー着てたんだろう……)」
翼「るりちゃ……かあいいね(てれてれ)」
悠架「そうだね、可愛いね(この子まさか本気で瑠璃ちゃんのこと好きなんじゃ……!?)」
悠架「翼ー、晩ご飯だよー!」
(とてとて)
翼「おてて、きれいきれいしてきた!」
悠架「偉い! いい子! そんな翼には、だーいすきなハンバーグだよ」
翼「やったー!! ……まま、これけちゃっぷついてない」
悠架「べちゃべちゃする子にはあげません」
翼「がーん! べちゃべちゃしないもん!」
(オムライスのケチャップもべちゃべちゃ塗りそうである)
翼「そうたもるりちゃも、おしろにすんでるのに、なんでぼくはおしろじゃないの?」
悠架「え!? (確かにうちの何倍も広いし豪邸だけど……疾斗くん何とか言って!)」
(視線で助けを求める)
疾斗「翼、ヨッシーは城に住めないぞ。城に住みたいならクッパになれ」
翼「がーん! ……ぼくここがいい。よっしーになりたい」
疾斗「よし、お前は立派なヨッシーだ」
翼「えへへ、やったぁ!」
悠架「ほっ(……って、ヨッシーは人間じゃないのに、それでいいの翼!? ううん……子供だからいいか)」
サオリ「てやー!!」
(壮太を護身術でやっつけた)
壮太「ずるいぞ、サオリ! おれは『ごしんじゅつ』ならってないから、やられてばっかりだよ」
サオリ「そうにいのうんめいは、あたしがうまれたときから『まけかく』だからしんぱいしないで!」
壮太「がーん!」
柊吾(なんでサオリはあんなに生意気なんだろう……)
(幼少期のサオリちゃんは昔のエミ子ママにそっくりだった)
東パパ「護身術の練習か。いつでもいいぞ」
瑠璃「いきます!」
東パパ「うわぁ〜、や~ら~れ~たぁ〜」
瑠璃「……ぱぱ。るり、まださわってもいないのよ。かってにたおれないでちょうだい」
東パパ「ごめんごめん」
瑠璃「さいしょからよ」
東パパ「いつでもいいぞ」
(以下ループで練習にならない)